学術活動

「学術とは、優れた科学や教育を生み出す仕組みであり、原動力です。順位を上げてから、次世代へバトンをわたすこと。そこには貪欲に。」

学術とは、良質の科学や教育を生み出すために不可欠な仕組みやルールであり、情報発信や知的啓蒙のための環境整備でもあります。つまり、学術の質は、その科学や医療分野の発展と次世代教育の成功の鍵を握るといっても過言ではないでしょう。そこには、大学や学会、さらには、あらゆるコミュニティや組織における活動、そして行政などが含まれます。もちろん、様々な個人レベルでの貢献も考えられます。


私は現在、教育・研究・臨床の拠点をアメリカに構えています。しかし、これらすべての学術活動は米国内にとどまらず、広く全世界的に行うことを意識し、さらには、私の専門である歯学や生体材料の領域を越えた広い分野に及ぶ学術貢献も目指しています。例えば、IADR国際歯科研究学会補綴部門の総務や会長の役割を全うすることによって、私たちの分野における科学の前進や若手研究者の育成のためのシステムの構築などに尽力しました。現在は、ACP米国歯科補綴学会の学術を担当し、専門学会や科学学会のあり方、進化の方向性などを探究しています。学会の役割は、タイムリーな変化、会員へのサービス、国民への貢献が3つの柱と考えています。写真は、米国歯科補綴学会のキーメンバー・サイテンティストとして特集されたときの記事です。


日本には優れた能力、潜在性を秘めた、多くの科学者、臨床家、学生がいます。彼ら、彼女たちを活かす場をどうしても提供したい。そして、彼らには、何とか世界で活躍してもらいたいと思っています。彼ら、彼女たちの潜在性を引き出せば、これまで叶わなかったことの多くが実現できると私は信じています。そして、学術とは、そのための土俵であり、その整備・拡大と、土壌の改善が必要であると思っています。国際的な学術人として認められるためには、「クリエイティブ・アクティビティ」と「国際競争力」が要求されます。この観点から、私たちは、日本で、口腔先端応用医科学研究会AAASOMを創設しました。日々の学術情報の発信や議論の場の提供、そして、年次学術会議を開催することを通じて、学術成果の発表、知識啓蒙、意見交換、学術研鑽、情報発信、ネットワーク構築の場、そして何より、学術における情熱を高める場を提供しています。日本における新たな学術文化の創造につながればよいと考えています。


様々な教育や学術活動を通して、次世代の医療従事者、医歯学研究者のために、そして、科学技術、学術、および医療の発展のために、どのような責任が果たせるかを常に考えていきたいと思います。現状を進歩させるため、そして未来につながるために、私に、少しでもできることがあるならば、それに力を注いで、各国が凌ぎを削る駅伝競走に例えるならば、少しでも順位を上げて、なるべくいいバトンを次に世代に渡すことができればと思っています。そして、このことに関しては一生、貪欲であり続けたいと思っています。私たちの今は、次世代や子供たちの未来です。

 

学術活動メディア発信

 ◎ 週間朝日別冊 ムック 日本の歯科医師 2012 p.288-301

特別対談 小宮山弥太郎、小川隆広

「新技術、光機能化の普及と、日本のインプラント治療をめぐる課題を日米のトップ歯科医師が語る」

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◎ Fuji Sankei Business i  2012年9月6日

業界を牽引するオピニオンリーダー

「日本を歯の先進国へ~日本の文化と水準に見合った歯を創りたい~」UCLA教授 小川隆広

◎ 週間朝日別冊 ムック 日本の歯科医師 2012 p.???-301

小川隆広「インプラントの光機能化」

 

◎ 味の手帳 2012年7月号 p. 4-20

「世界初、光を使ったインプラント活性化技術の発見」

http://www.ajinotecho.co.jp/content/taidan.html

 

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◎ 味の手帳 2012年7月号 p. 4-20

「世界初、光を使ったインプラント活性化技術の発見」

http://www.ajinotecho.co.jp/

 

◎ インプラントネット

インタビュー「インプラント最前線。インプラント治療の”光”、光機能化技術でより安全な治療へ」

http://www.implant.ac/implant_html/topics/hikari.html

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水溶化ナノチタンの生物学的ポテンシャルについてインタビュー

アクアメタル研究会

動画(Youtube)

DentWave 歯科医療従事者のための総合情報サイト

コラム連載

https://www.dentwave.com/member/column/index.html

 

 

DentWave 歯科医療従事者のための総合情報サイト

動画掲載

「希望の共有:日本歯科界への太平洋を越えたメッセージ」

「光機能化:インプラント医療45年ぶりの革命」

https://www.dentwave.com/member/movie/index.html

 

 

日本歯科新聞 2012年2月14日

「米国・国際インプラント学会 小川氏に最高科学論文賞。光機能化を評価」

 

 

週間朝日別冊 ムック いい歯科インプラント治療医を選ぶ p.272-273

小川隆広インタビュー「光機能化で新たな時代の幕開けになるか」

 

 

日本歯科新聞社 アポロニア 2011年12月

安田編集室「今年の2大トピックスとして紹介。光機能化の業績で小川氏にWilliam J. Gies 賞」

 

 

日本歯科新聞 2011年6月21日

「インプラントの骨結合能を3倍にする光機能化技術。世界標準化めざす」

 

 

産経新聞 2011年10月30日 朝刊

「アクアチタンの生物学的可能性」

 

 

朝日新聞 2011年3月27日 朝刊

「あの人とこんな話」

http://www.asakyu.com/anohito/?id=978

 

 

医療新世紀(共同通信)

「紫外線照射で接着力向上。歯根の定着期間半分に。インプラントの新手法」

2011年7月5日 全国各誌およびウェブサイトで報道

http://www.47news.jp/feature/medical/2011/07/post-553.html

 

 

ワシントン共同より全国新聞へ発信 2009年05月17日

「インプラント治療 人工歯根などのチタン材料性能向上 紫外線の照射で接着力2-3倍に」

http://www.47news.jp/CN/200905/CN2009051701000295.html

 

 

◎ 共同ウィークリー 2009年6月15日号

「インプラントの性能向上。紫外線で劣化対策」

◎ 産経ニュース

「歯科インプラントの性能向上 紫外線の照射で接着力2-3倍に」

http://b.hatena.ne.jp/entry/sankei.jp.msn.com/world/america/090517/amr0905171745008-n1.htm

 

 

◎ 読売新聞 読売ワシントン支局より発信 2009年6月21日 朝刊

「骨と早くなじむ人工歯根」